チン首相 ブラジル外務大臣らと会見

(VOVWORLD) - 10日午後、政府本部で、ファム・ミン・チン首相はベトナムを訪問中のブラジルとバチカン市国の外務大臣とそれぞれ会見しました。
チン首相 ブラジル外務大臣らと会見 - ảnh 1写真提供:TTXVN

ブラジルのマウロ・ヴィエラ外務大臣との会見で、チン首相はブラジルのダシルバ大統領にベトナム訪問の招待を伝えるとともに、両国関係が良好に発展していると強調し、ブラジルに対し、ベトナムの市場経済体制を早期に認めるよう提案しました。また、MERCOSUR=南米南部共同市場にベトナムとの自由貿易協定の交渉を早期に開始することを働きかけるよう要請するとともに、2025年までに両国の貿易額を100億ドル、2030年までに150億ドルに引き上げるため、貿易に関する法的枠組の整備を促進するよう求めました。

これに先立つ10日午後、チン首相はバチカン市国外務大臣を務めるギャラガー大司教と会見しました。席上、チン首相はバチカン市国のベトナム常駐事務所開設後、行われた同市国の外務大臣の初めてのベトナム訪問はベトナムのカトリックコミュニティにとって、重要な意義があり、ベトナムとバチカン市国との関係の強化に貢献するものと評価しました。また、ベトナムの党と国家は一貫して国民の信教の自由権を確保する政策を堅持すると強調しました。
さらにベトナムとバチカン市国との関係について、フランシスコ法王のベトナム訪問をはじめ、双方の高級レベルの交流を促進することに賛成しました。


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